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医用原子力技術研究振興財団講演会

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第1回講演会 期待される次世代がん診断・治療法

■ 報 告

 

 平成16年12月2日、東京国際フォーラムにて第1回講演会「原子力(放射線)利用技術の医療への貢献-期待される次世代がん診断・治療法-」を開催した。会場は230名の来場者で満席となった。

 

受付 会場の様子

 

 講演に先立ち、森亘理事長は「医用原子力という言葉あるいは内容は必ずしも社会に知られておらず、時には誤解されることもある。医学分野の原子力は、がんだけを例にとっても、粒子線治療、中性子捕捉療法、高精度X線照射法、PET診断など様々に利用されており、この講演会や広報誌を社会との架け橋にしたい」と挨拶した。

 

 

4時間40分にわたって行われた講演会の演者と題目は次の通り。

  1. 「放射線を用いるがんの治療(平尾泰男常務理事)」
  2. 「PETによるがんの診断(吉川京燦放医研室長)」
  3. 「高精度X線治療の現状と展望(平岡真寛京大教授)」
  4. 「悪性腫瘍に対する中性子捕捉療法(中川義信香川小児病院院長)」
  5. 「第3次対がん10カ年総合戦略(厚生労働省)」
  6. 放射線の医学利用推進の取組について(文部科学省)」
  7. 「陽子線がん治療(荻野尚国立がんセンター部長)」
  8. 「炭素線がん治療(辻井博彦放医研センター長)」

 

 

吉川講師(PET診断) 平岡講師(放射線治療) 中川講師(中性子捕捉療法)

 

荻野講師(陽子線治療) 辻井講師(重粒子線治療)

 

 

 講演毎に参加者と演者の間で熱心に質疑応答が行われた。また、参加者からはもっと頻繁に開催してもらいたいとの声も寄せられ、この種の講演会に対する期待の高さがうかがわれた。

 

質疑応答の様子