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理事長挨拶

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財団法人 医用原子力技術研究振興財団
理 事 長  森  亘

 

私どもの(財)医用原子力技術研究振興財団はこのホームページによって当財団の活動状況を皆様方に少しでも多く知っていただくとともに、この「医用原子力」というあまり馴染みのない領域について理解を深め、その発展をお助けいただくことに繋がれば幸いと考えております。

われわれ人類が利用可能なエネルギー源として原子力を手にしたのは、長い歴史からみればつい最近のことといえましょう。ところが不幸にして、その目に見える最初の結果が原子爆弾であったために、またその後の平和利用においてさえ新聞を賑わす記事は、時として、恩恵よりも危険・失敗に主たる視点がおかれているため、今や社会の一部では、原子力という言葉そのものが忌むべきものに近い響きを与えることがあります。しかし実際には、原子力という名称で一括される技術には広い応用範囲があり、英知をもって、十分な安全管理の下に利用するならば人類、あるいはこの大自然全体にとっても有益な使い方がたくさんあります。

そして、その中でももっとも明確な代表の一つが医学・医療への応用です。これは恐らく、宗教や民族、時代を超えて多くの人々から受け容れられるものでありましょう。私たちは、このような方面で多少なりとも社会のお役に立ちたいと考え、平成8年に当財団を発足させました。以来、官民諸方面からの暖かいご支援を得て大過なく成長し、昨今、ようやく一つの安定に達することができたと考えております。ここに改めて、皆様方に深く感謝申し上げる次第でございます。

冒頭に述べましたごとく、当財団のホームページの目的とするところは、このように多くの方々からご支援をいただいている以上、その成果ともいうべきわれわれの活動をその都度、折に触れてご報告し、できうればさらなるご指導、ご叱正を賜りたいとするものであります。併せて、こうした応用によって象徴されるように、原子力の利用には多くの明るい面があることを紹介し、社会からのご理解を得たいとも考えます。なにとぞ、今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

 

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